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先達の軌跡 〜Frontier Spirit!〜


先達の軌跡 〜Frontier Spirit!〜


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現地レポート



自主企画 or 連携 『視察調査団』メンバーからの報告を、原文のまま掲載しています。





「2010.12.20〜24 タイ視察レポート」
12/20 成田空港⇒タイ

初めてのタイ旅行。
タイは何人かの知り合いがタイに詳しく、事前情報をもらっていたのと、
灼熱の市場としてNHKでも紹介されていた国。

イメージとして、日本に負けるとも劣らないくらいの状況になっているんではと
考えながらの訪問。日本から中小の町工場が進出しているから、
非常に活気があるのではないかと。

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【到着間際の飛行機の窓から】

バンコク空港に到着し、貸切のワゴン車でホテルまで移動。
途中、Nana駅前にある両替所にてタイのバーツに両替。
約1B=2.8円にて両替

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車窓から、ながめていると、屋台が現れてくる。


屋台かぁ。
行く前には、屋台に必ずチャレンジするようなミッションがあった。
腹を壊しても、とことん食べ続けろとのこと。

チャレンジするタイミングはあるのだろうか。


とても楽しみな旅の始まり。



ホテルに着いたら、みんなで食事。
タイにはあちこちに神棚(?)が道ばたにある。
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さすが、仏教徒の国だなぁ。
としみじみ見ていると、次の瞬間、衝撃的な光景が!?

普通の若いOL風の女性が歩いていた。
この神棚の前に来た瞬間、一瞬、手を合わせ、その後何事もなかったように
歩いて行った。


その光景を見て思わず絶句。
・・・これが、タイなんだ。

日本では道ばたにお地蔵さんがあっても、手を合わせる若い人は皆無。
それがタイでは普通に手を合わせている。
この光景は、このタイ旅行の最後まで心に残っている光景として焼き付けられていた。


そんなわけで、タイ旅行の始まりの日でした。
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12/21 JETRO ⇒ ナワナコン工業団地

JETROにて
タイ経済とその周辺の状況 並びに 日系企業の動向について
話しを聞いてきた。

やはり想像以上にタイ経済は元気。地理的にも、アジア全体を見た時に
中心的な位置になり得るとのこと。

ここでいくつかのキーワードを知ることになる。
・関税局の制度運用
⇒税務当局の担当者により法解釈が変わってしまい、追徴課税の対象になりやすい

・外国人事業法、外国人職業規制法
⇒基本的に外国人の起業は不可。弁護士・会計士・設計士・コンサルタントは就労不可
次の分野は参入禁止
第一種 参入禁止の業種
新聞、ラジオ、テレビ事業、農業、土地売買等
第二種 安全保障に係わる分野
地場工芸、天然資源、環境などに影響を及ぼす業種
武器、仏像、美術品、木材加工などの製造
第三種 国際競争力が未熟な業種
サービス業、精米、製塩業、漁業 など

・BOI(タイ投資委員会)
⇒法人税がかからない、関税の減免、VISAの緩和など
根拠法:投資奨励法(1977年)
外国人事業法の提供を受けず、製造業なら100%外資(独資)での進出が可能
ただし、BOIの認定を受けるには、様々な条件あり
など。

なぜタイへ投資するのか、なぜ企業はタイへ進出するのか、タイはどのような環境なのか。
などの話しを伺った。

ついでに休憩時間に窓からの風景を撮影



ナワナコン工業団地  〜某アルミ系金属加工会社〜

実際に工場を訪問。
業界やタイ市場の話しと、タイ人労働者に関しての話しを聞いてきた。


まずタイ人の気質として
・できないことでも「できる」と言う。
・解ったと言っても解っていない。
・例外を一旦認めるとそれが普遍化する。
・認識の幅が広い。(品質/納期など)
・自分勝手な解釈。(文書にして残す)
・変わり身の早さ。
・本音をなかなか言わない。
・要求する場合には具体的に。
・メンツにこだわる。
・ホウ・レン・ソウが浸透しにくい。
・予見と分析力に乏しい。
・仕事に対する義務感、責任感が乏しい。
・時間にルーズ
・技術の継承が進みにくい

など。
また、具体的なところでは、
【苦手なモノ】
−応用性を求めるもの
−形状・パターン認識を必要とするもの
(工程展開、形状展開等)
−連携作業
(進捗による平行作業、工程2つ以上超える先読み等)
−判断する要因が多いモノ
(連動、枝分かれ、戻りが3箇所以上ある工程管理)
(マシンも含めた加工管理)


なんとなく、タイ人の気質が解ってきたような気がした。
その他、

キーボードは日本と同じようにアルファベットの他にタイ文字が記載されてある。
日本のような「ローマ字入力」はなく、「かな入力」のように入力している。

工場内の注意書きは英語表記。主に英語が利用されている。

エアコンは寒いぐらいに効いている。


なかなか面白い工場見学でした。
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ここで気になったキャラが1人
どこかで見たことのあるような・・・
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んん??
セントくん???

12/22 AYW社 ⇒ アマタナコン工業団地 ⇒ 某表面処理加工会社

今日も工場視察。
午前中は表面加工会社訪問。

場所はレンタル倉庫。
当初の予定の中に「レンタル倉庫」と記入してあったため、倉庫などの物流施設を見学するものと
思っていたら、なんとなんとそこは工場だった。
つまり、倉庫を借りて倉庫の中に工場を作ってしまうということ。
工業団地内に土地を取得したり、工場施設を借りるよりも遙かに安価なのである。
(事業内容や規模にもよるのであるが)





しかし!!
ここを見学の後、とんだハプニングが!?

この旅行ですごくタイ料理を楽しみにしていた。
例え、腹を壊しても食べ続けろと言われたタイ料理を。。。
ここまでの間、初日夜:中華、2日目朝:ホテルのモーニング、2日目昼:日本亭(日本料理)、2日目夜:船上での料理、3日目朝:コンビニのサンドウィッチ
とまともなタイ料理は食べていない。

そろそろか。。。

そろそろだろう。


そんな期待をしながら楽しみにしていた。
現地採用の日本人社員の人の案内。そりゃ、地元の隠れた名店、いや、穴場な店、
またはお勧めのオープンカフェならぬオープンタイ屋台♪
そんな感じで胸は高まり、期待を膨らませていた。


そういえば、日本には「き・く・ば・り(気配り)」という言葉があった。
相手の立場に立って、その人のして欲しいことの一歩先をやってあげること。。。

そうなんです。

彼女がその日本人気質である「き・く・ば・り」を最大限に発揮し、我々をもてなそうと
連れて行ったところが、

なんと

「日本亭!?」   でした。

2日連続の昼食が日本食。
期待は打ち砕かれ、悲鳴とも言えない叫び声が頭の中をよぎり、何かの間違いだろうと自問自答を重ね、他に屋台らしきものは無いかと周囲を見渡してみたが何もなく、他の参加者の方々も苦笑をかみ殺し、
気がついたら、日本食を日本語で書かれていたメニューを手に取っていた。


あまりに悲しい気持ちになったので、、、ハンガーストライキに近い行動を取った
注文したのは、「ざるそば」 のみ。 一番安いメニュー。
安いだけあって、出てきた量も半端無く少ない。
それでもいい。どこかのタイミングで絶対屋台へ行ってやると心に誓った。

はぁぁぁぁぁ。
お腹よりも、心が満たされない昼食でした。



気を取り直して、表面処理加工会社へ。

ここの工場長はオーストリア人。スタッフはタイ人。
日本語を話せる人が誰もいない。

基本的にタイの会社の決算の集中している月は、12月(日本は3月)。
そのため、決算直前の忙しさも相俟って、見学できる工場がなかなかなかったとのこと。
それで数少ない会社の中からこの会社が選ばれた。

いろいろな説明は全て英語。ようやく最近、英語を聴き取れるようになってきた自分としては
自分の力を試せるチャンスかと意気込んで説明を聞いていた。

が!

専門用語が多すぎる・・・。

工学部・機械システム工学科の頃の知識と、メーカー勤務時の開発をしていた頃の知識を
フル動員させながら、絵を見てなんとか理解しようとしていたが、余りに特殊なため、断念。

パンフレットを入手したので、後で参考にすることにした。

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この工場を出る時、ここの工場長から言われたのが
「お前はタイ人か?」

って、俺!?

タイでオーストリア人から、タイ人の間違われたのは喜んでいいのか、悪いのか・・・。
もし「そうだ」と答えたら、ここの工場で働けたのかな?


こんな感じで3日目は終了した。
最後に車窓から見たタイの街並みをご紹介。

何本も細い電線が通っているのが特徴的


とにかくタイの人の運転は車間距離を取らない。
そのため、追突事故が多いらしい


もうひとつおまけ

12/23 市内観光(Wat Arun 、 Wat Po) ⇒ 盤谷商工会 ⇒ 帰路

2日目の夜に屋形船(?)から見たWat Arunへ。
塔の一番上の展望台まで登り、360°の風景を撮影


ついでにフェリーからの窓の風景も撮影



そんなこんなでこの日の昼食はバイキング。
結局、まともなタイの食事は出来ずに終わってしまった。


午後からは盤谷商工会を訪問。
現地の事情やBOIの実態などの話しを聞いた。

うすうすは気付いていたが、タイでは男性の方が働かないとのこと。
女性の方がしっかりしており、また男性は「約束を守る」という習慣が無いのだとか。
その背景とは一体何なのか。

(以下の話しは、ヒアリングの際に理解しやすいようモデル化されたものを書いています)

●タイ人気質(サヴァイ)
例え「灼熱のアジア」表現される程、経済が盛り上がっているとしても、
この盛り上がった経済を支えている世代(例えば30〜40歳)だとしても、
その親の世代は、ほとんどが農業をやっている人たちだった。
しかも、温暖な気候が故に、種を撒いておけば収穫までの苦労はほとんど無く、
それで生活が出来ていたような人たち。
そのような生活で、約束を守ることや、時間を守ること、報告し、連絡し、相談することという
文化があったわけでは無いので、そういった気質になった。

では、こういった事の本質とは何か。
疑問が出てきたので、質問してみたところ

「タイ人はサヴァイ(気持ちいい)かどうかで判断する。働きすぎるのはサヴァイでは無いので
無理な残業はしないし、待遇が良ければ義理など関係なくそちらへ転職してしまう。
しかし遊んでばかりかと言うと、全く働かないのもサヴァイではないので労働は行なう」

のだとか。
いかにも南国らしいノリなのだろう。


●引き継ぎ
また、タイには「引き継ぎ」という文化も無い。
担当者が辞めたら、混乱して当たり前。日本人オーナーの会社では、常にこの問題がつきまとう。
逆にタイ人オーナーの会社で日本人の労働者がクビになったとする。
タイ人オーナー 「○○さんは明日から来なくていい」
日本人従業員 「では、今日中に引き継ぎ書類をまとめます」
タイ人オーナー 「ちょっと待て! 手を上げろ! 何にも触るな! そのまま、今すぐ、出て行け!」

となるのだとか。
タイの考え方ではクビを宣告された後に何か仕事をしようとすることは、何か不正をやっていて、
それを隠そうとしていると考えられるらしい。

●キャリアパス
タイにはキャリアパスの考え方が無いとのこと。
むしろ、そういったことをさせると、その仕事に対して「能力がない」と見られてしまうことらしい。
例えば、製造現場で働いていた人が営業に回されたり、逆に営業だった人が工場勤務になったり
人事や総務や経理の人が営業になったりといったものはやってはいけないとのこと。

なぜなら、前のブログでも書いていたが、タイ人には2つのことが同時に出来ない。
営業、運転手、経理、マネージャー、製造・設計。。。
これらは、それぞれの専門の人にやらせなければならない。
日本ならば製造現場上がりの課長(マネージャー)や営業上がりのマネージャーなどが普通である。
通常の正社員はマネージャーになるために、様々なことを経験させられ、マネージャーになっていく。

ところが、タイではマネージャーは専門の人が行なう。
つまり、営業は営業、製造は製造、マネージャーはマネージャーなのである。
何かを経験してマネージャーになっていくのではなく、マネジメントを出来る人が現場を知らなくても
マネージャーをやることになっていくのである。

たまにマルチに出来る人がいたとしても、そういった人は高額の人件費を要求する。
例えば、運転手が出来て、通訳が出来て、経理が出来るひとがいたとする。
3つの仕事を同時に出来るから、3倍の報酬を要求してくるとのことであるが、
それであれば、3人雇った方がいいとのこと。
1人で全てこなした方が、引き継ぎや連携が不要のため便利なようであるが、
そういったマルチな人のスキルは、それぞれの専門の人に比べれば全然劣っているらしい。

と、ここまで聞いて、ふと沸き上がってきた疑問。
それは、タイの弱点とも言うべき問題である。

マネジメント層が育たない

特に、中間管理職が弱いということである。
専門の人は、いつまでたっても専門でしかないし、マネージャーは現場を知らない。
組織が大きくなればなるほど、それぞれの組織は細分化され、それぞれのマネージャーが必要となる。
今の時点でタイ経済がここまで来れたとしても、今後の成長を支えるマネジメント層の育成は
どのようにしていくのかが、今後の大きな課題なのであろう。


最後に、こんなことも言っていた。
キャリアパスをやって、いろいろな仕事を同時にやれるのは、日本人とドイツ人だよ。と。
つまりは、、、自動車の強い国、、、か。


空港へ向かうワゴン車の中。
ふと、夜景に目を向ける。
時刻は木曜日の19時頃。日本だったら、残業で多くの人が残って、まだまだ仕事をしている時間帯。

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意外と、暗い。
ビルに明かりが点っていない。
あくまで推測だが、残業がやられていないため、ビルの明かりが少ないのではないか。

言い換える。
何だかんだ言っても、日本のパワーはまだまだ負けてはいないんだな。
と、ある意味、このタイから勇気と自信をもらえたような気がする。

その勇気と自信を胸に、タイから日本へ旅立ったのでした。



今回の旅で得た情報の量が余りに多く、ここには書ききれないね。

また、気が向いたら書いていきます。
いずれにしても、タイはすご〜く、面白い国であることは間違いないですね。

せっかくなので、タイ旅行の番外編

●物価
Big Mac    1kgのパン  1kgの米     iPod nano(8G)
東京       12分     15分      21分      12時間
ニューヨーク   13分     12分       8分        9時間
バンコク     45分     43分      27分      66時間

●世界美人ランキング (GlobalBeauties.com-The Grand Slam Ranking)
2008年          2009年
1位ベネズエラ        ベネズエラ
2位  インド          インド
3位 アメリカ          アメリカ
7位 中国           コロンビア
8位コロンビア          中国
16位 日本            日本
24位 タイ            ギリシャ
27位フランス           タイ
113位キューバ         キューバ

・・・何の根拠の数字か解りませんが、もらった資料に載っていました。
参考まで。


●屋形船(2日目、夜)

屋形船にて踊りを見ながら会食。
言葉は通じなくても、踊りって世界共通なんだなぁと改めて実感。
一緒に乗っていたインド人は大はしゃぎでした。


もうひとつ


●OKAMAショー(3日目、夜)

何のことやら。。。 初め読んだ時は「オーケー、アマショー?」と勘違い。
よくよく読んでみると「おかまショー!?」

場所:「ASIA HOTEL & カリプソ」

レストランで食事の後、ショーを見ることになっていたのだが、
ここでようやく「タイ料理」にありつけた。
この日の昼食は、なぜか日本食。あまりの悲しさに、ホテルに戻った後、
近くの屋台でラーメンを食べていた。屋台に行っても、メニューがタイ語表記で
何があるのか解らなかったから、隣で食べていた人のものを指さし、
「Same,same!」と叫んで、なんとか食べ物が出てきた。
ちょっと、インスタントっぽかったのは、ご愛嬌。

しかし、おかまはどうも生理的に受け付けない。
普通の女性より綺麗だとか、ダンスがうまいだとか言われても、ダメ。
にも関わらず、気付くのが遅れたため、結果的についてきてしまった。

あ〜〜、勘弁して欲しい。
寝ていればいいかとチケット片手に言ってみると、なぜか席は最前列。しかも中心から
少しズレた場所。    ・・・危険な香りがする。
団体だったので、2列分が我々の席。指定席を無視して、後ろの席に座った。
本来の俺の席には、うちの大学のI先生に座ってもらった。
いよいよ、ショーがスタート。

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何事も起きませんように(祈)
そんな祈りもむなしく、事件は起こった。
おかまの中に日本人がいた。
なぜか我々を見つけると、、、舞台を降りてきた。
そして、前に座っている人(I先生の隣)の人に熱烈なキスをしていた。

その後も何度か絡まれていた。
ぁああ、危なかった。
背筋が凍るような思いがした。

最後の客出しは、わざわざ出口に出演者(50人くらい)が並んでくれていた。
ん〜、日本人とバレるのがイヤだったので、出る時に
「カムサ ハム ニダ〜」
と挨拶をすると「カムサハムニダ」と返してくれた(笑)


●Wat Po(4日目、昼)

ここでは寝ている大仏よりも、来ていた美術学校の生徒さんたちがよかった。
女子生徒のはしゃぎっぷりもまた、万国共通なんだろうなぁ。

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Pulse wave より転載 http://pulseaqua.blogspot.com/
「2011.2.23〜27 ベトナム視察レポート」
やってきましたベトナム!


ANAに揺られ、約6時間。遠いようで、意外とあっという間。
東南アジア2カ国目の訪問なので、前回よりは多少馴れた感はあるけど、
それでも初めての国なのでワクワクしてる。


今回は学友2人も一緒に来ている。
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(左から諸田さん、村松さん in成田空港)



ただし、今回は前回と違い出発時間が夕方の18時。
到着がベトナムの夜中のため、初日は何もせずに終了。
ホテルも周囲に繁華街が何もないため、ホテルのバーでおとなしく缶ビールを飲んで過ごした。

明日からいよいよ各地を視察予定。
手始めは、JETROから。


今日は早めに寝ることにします。


ちなみに、時差は日本と2時間。今が日本時間午前4時だが、こちらは午前2時。
やはり普段の時差ボケ体質が役に立つようだ。


なお、ベトナムへ来て最初のハプニングはコンセントの形状が日本のものとも、
200V用の丸いやつとも違うため、コンセントが使えず!
だけど、部屋にあったアダプターと手持ちのアダプターを使って、
なんとか接続できることが、さっきようやく判明した。

恐るべし、ベトナム。

2/23 ベトナム第2日目

JETRO ⇒ メガメックス社 ⇒ ビンズン省(ビンズン新都市) ⇒ 東部国際大学(建設中)


JETORO

このような旅の始まりは、JETROから。
JETROホーチミン事務所の海外投資アドバイザー・中西さんからベトナムについての講義。
対応が慣れているようで、すでに印刷されてある資料を用いながら、ベトナムに関する
大きな流れを説明された。

投資環境としてのベトナムは、教育のレベルがまだまだ高くないため、
マネジメント層が絶対的に不足している。
そのため、ここを拠点にビジネスを拡大させようとするよりも、「製造拠点」としてしか
なり得ないようだ。

また、都市部の土地が異様な高騰を見せており、バブル的なものが発生しているとのこと。


歴史的にも「戦争」の影響が少なからず、いろいろな形で残っている。
ハノイとホーチミン。政治と経済のそれぞれの拠点。
北京と上海、ワシントンとニューヨーク、東京と大阪。
もし、この2都市がそれぞれ35年前に戦争を行っていたとしたら。
そこで生まれた感情的な対立。
ハノイの人間は、ホーチミンに住みたがるが、ホーチミンの人間はハノイに住みたがらない、など。

掘り下げれば、いろいろ出てきそうだ。



メガメックス社⇒ビンズン新都市⇒東部国際大学

メガメックス社:デベロッパー
http://www.becamex.com.vn


ビンズン省と呼ばれるホーチミンの北側に位置するエリアの都市開発を行っている会社。
旧ミシュランのゴムの木畑を1から40万人規模の都市を作り上げようと
都市開発を行っている。

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(ビンズン新都市の完成模型)

写真がその新都市の完成予定の模型。大学を建設し、中央に省の庁舎を移転させる。
また、工業団地を作り、住宅を建築する予定。


ん!?
1から都市を作り上げる、、、んですか?

どこかモデルにした都市はないかと質問をしてみた。だが、明確な答えは返ってこない。
都市のデザインはシンガポールとフランスで行ったのだとか。

新幹線は通らない、らしい。
産業集積の目玉となる方向性も見えない。
中心部は金融街をつくり、既に金融各社と契約済みであるとのこと。
(24階建て以上のビルを1年以内に着工することが条件だとか)

ある意味、見事だ。

ただ、5ヵ年計画のように開発計画だけはあり、着々と進行している。
これまで我々が散々みてきた、都市開発の失敗事例にならないことを祈るばかりである。




東部国際大学へ行ってディスカッションとスケジュールにあったが、実はこの都市内の目玉として
まだ建設中の状態にあった。

つまり、新都市における発展性に関しての議論ということで、ビジネスに関するディスカッションでは
なかったようだ。


設置予定の学部は「工学部」、「看護学部」、「経済経営学部」。

既に出来上がった校舎を見ながら、この学校の目指す方向を教えてもらえた。
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(東部国際大学完成予定模型)


工学部は主に制御系が中心。
目指す人材は、「研究者」と「エンジニア」では、エンジニアの方であるとのこと。
誘致された工場で働く優秀な労働者を作り出すことが目標であるようである。

よって、この大学は研究機関ではなく、教育機関としての位置付けなのだとか。

では、ここでまたまた疑問。
・教育機関であるならば、産業集積地の大学としての「産学連携」は取らないのか。
・工場労働者の育成を目指すのであれば、新商品開発のようなことは行わないのか。
・製造工場が求める人材とは、果たして工学部を出た人材なのだろうか。


いずれにしても、まだまだこれからの大学である。
今、ここでとやかく机上のことで言っても仕方ないので、今後を見守るしかない。


それでも、看護棟においてあった人の実物大の模型がベットに横たわっているのを見たときは、
変な興奮をおぼえた。

昔、医学部を目指していた頃の、純粋な熱い気持ちがこみ上げてきた。


(あ、、、やりたかったのって、これじゃん)

なんだかんだ言っても、大学は楽しいところだ(笑)


◆番外 − ホーチミンのバイク渋滞


視察が終わっての帰り道。
ものすごいものを目の当たりにした。








これ以外にも撮影は出来なかったが、信号待ちをしている時、目の前を横切るバイク達は
まるで鮎が大群で川の中を泳ぐがごとく、走っていった。

日本も、もし山手線や中央線が無くて、みんなバイクに乗っていたとしたら、
こういった光景になるんだろうなと、考えてしまった。

Pulse wave より転載 http://pulseaqua.blogspot.com/
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